仮想通貨市場が再び大暴落！背景にはBinanceとFTX？理由を解説します

こんにちわ、Appleです🍎
急遽こちらの記事を書いていますが、2022年11月9日に仮想通貨市場が暴落しています。
今年の5月にも「LUNA」の影響で市場が暴落していました。
そこから徐々に回復傾向にありましたが、またしても大暴落を見せています。

今回はそんな暴落の原因や背景を解説します。
なぜこのようなことが起こるのか確認していきます。
そしてしっかりと勉強して今後に活かしていきましょう！

結果
原因
背景
まとめ

結果

まず初めに今回の暴落でどれだけの暴落になったのか、結果をお伝えします。

通貨ごとに、現在価格と7日間平均と比較して何％下落しているかを示します。

Bitcoin（BTC）：$16,220　約20％
Ethereum（ETH）：$1,143　約25％
Solana（SOL）：$14　約55％
BNB（BNB）：$271　約15％
XRP（XRP）：$0.345　約25％
FTX Token（FTT）：$2.54　約90％

これらは下落しきったとみて安値で買い戻す動きが出ている為、少し回復傾向にある数値です。
それでも軒並み10％以上の下落を見せています。
Bitcoinは2020年11月以来2年ぶりとなる安値を記録しています。

特に影響が大きかったのは

で今回の理由にも関わっています。

原因

大きな原因としては二つです。
一つ目が

BinanceがFTXを買収するという報道がされたこと

二つ目が

FTXの運営会社「アラメダ」がSOLに出資していること

です。
これらが2日間の間で市場の価値が下がった主な原因として挙げられています。

背景

実際に何が起こったのかを解説していきます。

BinanceとFTX

世界最大級の取引所である「Binance」が競合である取引所の「FTX」を買収するという報道がされました。

Binanceは2017年に「チャンポン・ジャオ（CZ）」さんが創業した世界最大級の取引所で、

取扱銘柄数が600種類以上
ユーザー数が9,000万人

に及びます。

Binanceが発行している無料NFTもあるので、是非こちらから獲得してみて下さい。

FTXは2019年に創業した仮想通貨取引所で、創設者は「サム・バンクマン・フリード（SBF）」さんです。
彼は有識者としても知られていて、

バイデン大統領の寄付金総額でNo.2
アメリカにおける規制のキーパーソン

としてアメリカでの影響力は非常に大きい方でした。

それによりFTXも急成長を遂げており、FTTもランキング100位以内に入る好調ぶりでした。

FTTの売却

そんなBinanceとFTXの関係性は「資本関係」でした。
Binanceが2019年にFTXに出資するという形で関係性が築かれていました。
しかし、つい先日そんな関係性に変化がありました。

上述したようにSBFさんは規制に関してある程度の力を持っています。
そんな彼が仮想通貨に関する規制案を公表しました。
内容としてFTXに都合の良い内容であり、Web3の良さを廃止する内容でした。
それに対してCZさんが非難をして、さらにFTXに圧力をかけていきます。
それが

Binanceが保有するFTTを$5億分売却する

というもので、結果として

FTTが大暴落
市場がパニック

に陥りました。

Alameda Reserach

さらにSBFさんが創業した投資会社「Alameda Reserach（以下アラメダ）」にも疑念が及びます。

FTTの価値が下がる
自分たちの持っているFTTで補填
資金が足りなくなる
保有しているアルトコインを売却して補填していく
市場がそれらのコイン（SOL等）を売る動きが加速

このようにして市場が下落し、

資金が足りなくなったFTXをBinanceが買収する

という報道がされています。

Solana

Solanaの大暴落の原因は大きく二つです。

アラメダから出資を受けている「Solana」は結果として大打撃を受けています。
アラメダはSOLの全体の供給量のうち10％を保有しているとされています。
それが売られる可能性があるのでSOLは大打撃を受けます。
それよりも前に売ろうという動きが加速していました。

また買収された場合、BinanceがSOLを保有することになります。
それにより一極集中が起こりいつ売りが入るかわからない為、市場の売り圧力が加速していったとされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回はここ2日間で起こった大暴落の理由を解説しました。
買収は撤回されたようなので、そこまでの売りは続かないと思われます。
しかし、市場をコントロールしたBinanceのCZさんには脱帽です…。

この様なことが起こらないとも限りません。
なので取引所は複数持っておくことをおススメします！
以下に関連する記事を載せておくので参考にして下さい。

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