FTXが破産!!!その理由と背景を徹底解説

仮想通貨

こんにちわ、Appleです🍎
3日前の記事でFTXについて取り上げました。
そこでは仮想通貨市場の暴落要因とその背景にあったものを解説しました。
まだご覧になっていない方はそちらからご確認ください。

そしてその2日後にはFTXの破綻が報じられました。

今回は破綻した理由を、背景に何があったか確認しながら解説していきます。
是非最後までお読み頂き、今後同じようなことが起こりえるのか考えていきましょう!

前回までの流れ

簡単にここまでの流れを確認します。

  1. BinanceとFTXが対立
  2. Binanceが保有するFTXの独自トークン「FTT」を売却宣言
  3. FTTの価格が大暴落
  4. 釣られて市場も暴落
  5. 資金不足に陥いるFTXをBinanceが買収する

という流れが起こっていました。

しかし、その最後には買収を断念したと報じられ、市場も若干の上昇に向かっていました。
ただその上昇も一時的であり、買収が断念されたからといって良い方向になるわけではありませんでした。

買収断念

断念した背景には、FTXの資産状況が関係しています。

それは

FTXは「約$8Billion(1兆1千億円)」もの資金不足

であったことが明らかになりました。
つまり、FTXを使用しているユーザーは口座からの引出しができなくなり、諦めるしかない状況に陥る可能性が高くなっています。

それにより、FTX創業者の「サム・バンクマン・フリード(SBF)」さんが運営する

  • Alameda Reserach
  • FTX Ventures

についてもサイトが閉鎖され閲覧できない状況になっています。

さすがのBinanceもこれだけの資金不足な企業を買収するメリットがなかったということなのでしょうか、買収案を撤回しています。

その影響

これにより様々な所で影響が及んでいます

  • Solanaが$1B売られる可能性
  • Sequoiaというベンチャー企業が投資していた$213Millionが「$0」に
  • Galaxy Digitalという企業が$47.5Millionを引き出そうとしている

など多くの企業へ影響を及ぼしています。

そのため米国政府も黙って見ていられず、規制を強くする動きにまで発展しています。

破産

SBFさんは今回の資金難について、当初問題ないという様なツイートをしていたことが確認されています。
しかし、実際のところユーザー資金を

  • 中間選挙へ$69Millionを寄付
  • FTXからAlameda Reserachへ送金

などした疑いが持たれ、場合によってはSBFさんが逮捕される可能性も示唆されていました。

しかし逮捕などには至らず、FTTの下落によって資金難に陥ったFTX社関連の約130社が破産申請を行ったことが報じられました。
SBFさん本人はFTX社のCEOを辞任し、破産手続きの為に組織に残り対応していくとしています。

背景

FTTの暴落は、BinanceのCEO「チャンポン・ジャオ(CZ)」さんが保有するFTTを売却するとして市場が売り圧となり、FTXが資金難に陥ったとされています。

CZさんの発言が発端となっていますが、FTXが破産にまで陥った背景には「政治」が絡んでいるとの見方が出ています。

寄付

前回の記事でも紹介しましたがSBFさんは有識者としても知られていました。

  • バイデン大統領の寄付金総額でNo.2
  • アメリカにおける規制のキーパーソン

SBFさんの母親も大学教授として働きながら、選挙時に寄付金を集めて政治家へ送るという活動をされています。

つまり現在の政党にとってSBFさんはとても優先度の高い顧客であることがわかります。

上司と部下

「SEC(米国証券取引委員会)」は投資家保護と公正な市場整備のため、1934年に設立された米国の市場監視機関(連邦政府機関)です。

バイデン政権でのSECトップは「Gary Gensler」さんです。
彼と「MIT(マサチューセッツ工科大学)」の経済学トップの方が上司と部下の関係性であることがわかりました。

そしてその経済学トップの方を父親に持つのが、今回話題に上がっている「Alameda Reserach」の CEOの方でした。

元上司の娘と元同僚

Gary Genslerさんとしては、FTX関連企業は

  • バイデン政権の大口顧客
  • 元上司の娘がCEOを務める企業

であり、さらに

  • 元同僚もFTX関連会社のCEO

であると言われています。

これだけの条件が揃った相手(企業)を政治家が贔屓にするのは当然にも感じてしまいます。
だからこそSBFさんの有識者として発言力があり、活躍していたのかもしれません。
自分たちに都合の良いルールを政治家とグルになって…。
それによりCZさんが非難して、買収等の発言に至っています。

ちなみに、このGary Genslerさんを指名したのがバイデン大統領であることは言うまでもありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はFTXが破産した背景を考察してみました。
正否はわかりませんが、様々な原因によって引き起こされた下落なのかもしれませんね。
この下落相場はまだ継続されると見ていますが、年内には落ち着きを見せ、年明けから仮想通貨市場の春が来ることを願っています!

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